イランのアブドラヒアン外相(左)とロシアのラブロフ外相=昨年5月、ロシア・モスクワ(タス=共同)

 ロシア外務省は14日、ラブロフ外相がイランのアブドラヒアン外相と電話会談したと発表した。イラン側が要請した。イランのイスラエル攻撃についてラブロフ氏は「新たな挑発行為」があれば中東情勢が悪化しかねないとし、反撃しないようイスラエルと米国をけん制した。電話会談は2日連続。  ラブロフ氏は、国連安全保障理事会が根本原因の排除を優先すべきだとも指摘した。  両外相は、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザでの即時停戦や「2国家共存」に向けた直接交渉の条件整備を支持する立場を確認した。(共同)


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