アメリカ・オクラホマ州で7日、「大麻の臭い」がする車が警察官から逃走し、160kmを超えるカーチェイスとなった。その後、逃走車は事故を起こし、車内の2人は病院に搬送後に逮捕された。車内からは、違法薬物が発見されたという。
ボディカメラに緊迫の一部始終
7日、アメリカ・オクラホマ州で、警察官がつけるボディーカメラに、トレーラーに衝突し白い煙を上げる車が捉えらえた。
この記事の画像(13枚)急いで駆け寄った警察官が「両手を上げろ!両手をすぐに上げろ!」と命令し、その後、乗っていた男2人を逮捕した。いったい何があったのだろうか。
約20分前、警察官が「運転免許証と保険を見せて」と、タバコを吸いながら運転する男2人を呼び止めた。
警察官が「君の車から大麻の臭いがするな」と聞くと、男は「大麻なんてないよ。学校のテストに間に合わなくなるよ」と答えた。
警察官が「さあ、車から降りて」と指示し、男を車から下ろそうとドアに手をかけると、車が急発進。
警察官が「おい!やつが逃げたぞ!」と叫んだ。
警察もパトカーで追跡するが、みるみるうちに距離を離されていき、カメラには警察官が「あいつら、車を追い越した!時速160kmを超えている!」と話す様子が記録されていた。
ゴミ箱に衝突…車内からは違法薬物
しかし、時速160kmを超えるカーチェイスは、突然の終わりを迎えた。
逃走車は、ゴミ箱に激しく衝突し、最後はトレーラーにぶつかって停止した。
警察官が「車から降りろ!電話を置け!」と命令した。男2人はすぐに病院に搬送され、その後逮捕された。
現地メディアによると、車の中からは警察官がにらんだ通りに違法薬物が見つかったという。
(「イット!」 5月17日放送より)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。