暴動が続き、黒煙が立ち上るニューカレドニア・ヌメア=15日(AP=共同)
【シドニー共同】オーストラリアとニュージーランドは21日、暴動が続いている南太平洋のフランス特別自治体ニューカレドニアから旅行中の自国民を退避させるため、航空機を同日中にも派遣すると相次いで発表した。日本政府は、現地に足止めされている邦人の短期旅行者約50人が同乗できないか調整している。 オーストラリアのウォン外相はソーシャルメディアに「オーストラリアや他国の旅行者がニューカレドニアから出発するための便の発着許可が出た」と投稿した。 暴動は、フランスからの分離独立を求める政治勢力のデモをきっかけに13日から発生。放火や略奪が起き、これまで憲兵2人を含む計6人が死亡した。
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