20日、ライシ大統領を追悼する集会で悲しむ女性ら=イランの首都テヘラン(共同)

 【ワシントン、テヘラン共同】米紙ワシントン・ポストは20日、イランのライシ大統領らを乗せて墜落したヘリコプターが1960年代に開発された米企業製の機体だったと伝えた。イランは米国の制裁で新型航空機や部品の調達が難しく、老朽化した機体を繰り返し修理して利用。ザリフ元外相は20日、国営テレビの取材に、主な事故原因の一つとして「米国がイランへの航空機と航空部品の売却に関して制裁を科したからだ」と指摘した。  米国務省のミラー報道官は20日の記者会見で米側の責任を否定し、古いヘリを悪天候で飛ばすという決断に責任を負うのはイラン政府だと強調した。


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