オランダにあるICC（国際刑事裁判所）の主任検察官は、パレスチナ自治区ガザでの戦闘をめぐり、イスラエルのネタニヤフ首相らの逮捕状を請求しました。
ICCのカーン主任検察官は20日、戦争犯罪や人道に対する犯罪などの疑いで、イスラエルのネタニヤフ首相とガラント国防相、そして、ハマスのガザ地区トップ、シンワル指導者など3人に対し逮捕状を請求しました。
ネタニヤフ首相はカーン氏の決定について、「ばかばかしい」としたうえで、「新たな反ユダヤ主義だ」と激しく反発。
またハマスも声明を出し、「戦争の被害者と処刑者を同一視しようとしている」と非難しています。
一方、アメリカのバイデン大統領は声明で、ネタニヤフ首相らへの逮捕状請求は「言語道断だ」と非難しています。
ICCは今後、証拠などを検討したうえで、逮捕状を発行するか判断します。
このニュースについて、フジテレビ取材センター・立石修室長がくわしくお伝えします。
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