20日、イランの首都テヘランで開かれたライシ大統領を追悼する集会で悲しむ女性たち(共同)
【テヘラン共同】イランのモフベル大統領代行は20日、ガリバフ国会議長やモホセニエジェイ司法府代表らと会合を開き、ヘリコプター墜落事故で死亡したライシ師の後継を決める大統領選を6月28日に行うことを決めた。メヘル通信が報じた。ライシ師の葬儀は21日、事故現場がある北西部の東アゼルバイジャン州の州都タブリーズで執り行われた。23日までの3日間行われる。 ライシ師の後継を巡る駆け引きが活発化。欧米との妥協を嫌う保守強硬派内ではモフベル氏やガリバフ氏、ジャリリ最高安全保障委員会元事務局長らが浮上している。国際協調を重視する穏健派ではヘンマティ元中央銀行総裁の名前が取り沙汰されている。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。