南太平洋のフランス領、ニューカレドニアの中心都市、ヌメアやその周辺では今月13日以降、フランスからの独立を目指す先住民などによる暴動が続いています。

外務省によりますと、現地には観光客およそ50人を含む300人ほどの日本人が滞在していて、このうち出国を希望した4人が21日、オーストラリア政府が用意した航空機で出国し、オーストラリアに到着しました。

現地には非常事態宣言が出されていて、外務省は20日、全土を対象に、不要不急の渡航中止を求めるレベル2の危険情報を出しました。

日本政府は、現地の日本人の安全確保に万全を期す方針で、引き続き、出国の希望があれば、関係国に協力を求めるなど対応を検討することにしています。

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