国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は21日、パレスチナ自治区ガザの最南端ラファでの食料配給を一時停止した、とX(旧ツイッター)への投稿で明らかにした。物資が不足し、安全も確保されていないことが理由という。
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AP通信によると、国連世界食糧計画(WFP)も21日、同じ理由でラファでの食料配給を停止したことを公表した。ガザ中部でも食料が底を突きかけているといい、報道官は「ガザに食料などが大量に入るようにならなければ、飢餓状態が広がることになる」と話した。
イスラエルはラファの東部地区で軍事作戦を展開している。エジプトとの境界にあるラファ検問所も占拠したことから、人道支援物資の搬入が止まっている。(カイロ=其山史晃)
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