インタビューで話すウクライナのゼレンスキー大統領=20日、キーウ(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は6月中旬にスイスで開かれるハイレベル会合で、自身が提唱する和平案「平和の公式」10項目のうち、原発の安全確保などの3項目を重点的に推進し、各国に支持を呼びかける考えを示した。今月20日に米紙ニューヨーク・タイムズのインタビューに語った。  平和の公式はロシア軍の即時全面撤退やウクライナ領土の一体性回復を盛り込んだ10項目の提案。ゼレンスキー氏は(1)ロシアが占拠する南部のザポロジエ原発の安全確保(2)ウクライナから発展途上国への穀物輸出の保証(3)全ての捕虜とロシアに連れ去られた子どもの帰還―に重点を置く方針を表明した。


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