２２日、ウクライナ東部ハリコフで、ロシア軍の攻撃を受けた現場を調べる救急隊員ら（ゲッティ＝共同）
【キーウ共同】ウクライナ軍参謀本部は２２日、ロシア軍が国境を越えて進軍する東部ハリコフ州の要衝クピャンスク方面で最も多くの戦闘が起きていると明らかにした。空爆などは同州ボウチャンスク周辺に集中した。「柔軟に対応し、ロシア軍の攻撃力を消耗させるための全ての措置を取った」としている。 ボウチャンスクでは２２日、住民の避難活動に当たっていた警察車両が無人機攻撃を受け、警察官１人が死亡、別の１人が負傷した。クリメンコ内相が明らかにした。 地元メディアによると、攻撃が増加している北東部スムイ州でも、ビロピリア周辺から約１５００人の住民が退避。大半は州内にとどまっているという。
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