2024年1月、米アイオワ州の党員集会で演説するヘイリー元国連大使=浅井俊典撮影
首都ワシントンのシンクタンク、ハドソン研究所で演説したヘイリー氏は「同盟国を支え、国境を守り、資本主義と自由を支持する」候補を優先すると説明。「トランプ氏は完璧ではないが、バイデン氏は破滅的だ」と述べた。 その上でトランプ氏に対し、「私に投票した多くの人々がそのままトランプ氏を支持してくれると決めつけることなく、手を差し伸べるのが賢明だ」と語り、党内の穏健派への配慮を求めた。 共和党候補の指名争いで最後までトランプ氏との一騎打ちを続けたヘイリー氏は、3月に撤退を表明。しかし、今月14日にあった東部メリーランド州の共和党予備選で投票総数の22%を獲得するなど、依然として党内の「反トランプ票」が集まる。これまではトランプ氏への明確な支持を表明しておらず、バイデン氏の陣営も党派を超えた協力を呼びかけていた。 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。