【ワシントン共同】米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は24日、11月の大統領選で共和党の候補指名を確実にしたトランプ前大統領(77)が、選挙戦で二人三脚を組む副大統領候補に、党の若手ホープで保守強硬派のトム・コットン上院議員(47)を検討していると報じた。トランプ氏の考えを直接知る関係者3人の話だとしている。  コットン氏は南部アーカンソー州選出。外交・安全保障政策で「力による平和」を掲げるトランプ氏と関係が近く、トランプ前政権で国防長官や中央情報局(CIA)長官の候補に名前が挙がったことがある。イラクやアフガニスタンでの従軍経験もある。  トランプ氏は7月15~18日に中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開かれる共和党大会の前に副大統領候補を決める考えを示している。  コットン氏以外に中西部ノースダコタ州のバーガム知事(67)、南部フロリダ州選出のルビオ上院議員(52)、南部サウスカロライナ州選出のスコット上院議員(58)、中西部オハイオ州選出のバンス上院議員(39)も有力候補だとされる。  トランプ氏は23日、米メディアのインタビューで副大統領候補を聞かれ、ルビオ氏やバンス氏、トランプ政権で住宅都市開発長官だったカーソン氏(72)、ニューヨーク州選出のステファニク下院議員(39)を挙げた。


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