アメリカ・イリノイ州シカゴのスポーツ用品店で、集団による窃盗事件が起きた。シカゴではこの数カ月、強盗事件が多発しており、3カ月あまりで11件以上発生している。複数事件の犯行手口に盗難車を使用する点や顔を隠す点など共有点があり、シカゴ警察は大規模窃盗集団による犯行とみている。
大人数で盗みに入る窃盗団…相次ぐ
アメリカ・イリノイ州シカゴのスポーツ用品店の防犯カメラに映るのは、大人数で盗みに入る窃盗団だ。
この記事の画像(11枚)全員がフードやマスクで顔を隠し、手には大きな袋を持っている。こじ開けた隙間から次々に店内へ入っていくが、中にはうまく入れず力づくで隙間を広げ店内に侵入する男もいた。
そして、別の店舗でも同じように顔を隠した、ドロボー6人が盗みに入った。
シカゴ警察によると、3カ月あまりで少なくとも11件の窃盗事件が発生しており、大規模な犯行グループによるものだとみている。
集団窃盗の共通点
この大規模窃盗集団には、いくつか共通点がある。
盗難車に数人で乗り込んで犯行現場に向かい、男らはマスクなどで顔を完全に隠し犯行に及んでいるのだ。時には、正面入口に車を衝突させ、店内に押し入ることもあるという。
シカゴ警察は店側に対し、警備を強化するなどの対策をするよう注意を促している。
(「イット!」 5月23日放送より)
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