パレスチナ自治区ガザ最南部ラファの北西部で、イスラエル軍による空爆で発生した火災=26日(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】中東の衛星テレビ、アルジャジーラは26日、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファの北西部にイスラエル軍の空爆があり、少なくとも27人が死亡したと伝えた。ガザ当局などによると、一帯には避難民らが密集し、多数のテントが張られていた。空爆で火災も発生し救助活動が難航しており、死傷者は増える可能性がある。  ラファへの攻撃を巡っては、国際司法裁判所が24日、攻撃の即時停止などを命じる仮処分を出したがイスラエルは反発。イスラム組織ハマスが拘束する人質奪還のために「戦う義務がある」などと主張し、攻撃を続けていた。イスラエルメディアによると、軍は「詳細を調査している」とコメントした。


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