南米チリで2024年2月に130人以上が死亡した山火事について、現地当局は消防士ら2人を放火の疑いで拘束した。

現地メディアなどによると、2024年2月にチリ中部バルパライソ州などで発生し、137人が死亡した大規模な山火事をめぐり、現地の捜査当局は24日、22歳の消防士と森林当局の元職員、合わせて2人の身柄を拘束した。

消防士の自宅からはマッチとタバコで作られた発火装置のようなものが見つかっていて、被害を拡大させるため複数の場所に火を放ったとみられている。

犯行は数カ月前から計画されていたとみられ、火事によって仕事を増やす経済的な動機から犯行に及んだ可能性があるということだ。

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