バージニア州アーリントン国立墓地を訪れたバイデン氏㊧(27日)=ロイター

【ワシントン=共同】バイデン米大統領はメモリアルデー(戦没将兵記念日)の27日、南部バージニア州アーリントン国立墓地で戦没者を追悼し「彼らはわれわれの自由のため戦った」と演説した。すべての世代には専制主義から民主主義を守る義務があると訴えた。

バイデン氏はイラクで従軍後、がんで亡くなった長男ボー氏に言及し「愛する人を失うことがどんなにつらいか分かる」と語った。大統領に就任後、外国に駐留中に健康被害を受けた退役軍人らへの社会保障の拡大に努めてきたと強調した。

バイデン氏はハリス副大統領、オースティン国防長官と共に無名戦士の墓を訪れ、献花した。

ホワイトハウスによると、演説には軍関係者や家族ら約3千人が参列した。アーリントン墓地には南北戦争や第2次大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争などで亡くなった米兵らが埋葬されている。

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