イスラエル軍の戦車が、多くの住民が避難しているパレスチナ自治区ガザ南部ラファの中心部に初めて入った。

イスラエル軍は、5月7日からラファ郊外に地上侵攻しているが、ロイター通信などによると、イスラエル軍の戦車数台が28日、初めてラファ中心部に入ったとしていて、市街地で戦闘が激化する懸念が高まっている。

ラファをめぐってはイスラエル軍が26日、避難民のテントを空爆し、住民45人が死亡したが、中東のテレビ局「アルジャジーラ」は、その後もテントなどへの砲撃があり、少なくとも14人が死亡したとしている。

国連は、食料や水が不足している中、これまでに住民約100万人がラファから避難させられていて、ガザ地区に安全な場所はないと批判している。

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