イスラエルの攻撃で被害を受けたテントを見つめる男性=28日、ガザ地区ラファ(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会の非常任理事国で、アラブ諸国を代表するアルジェリアのベンジャマ国連大使は28日、イスラエルにパレスチナ自治区ガザ最南部ラファへの攻撃を停止するよう求める決議案を近く提出すると明らかにした。採決時期は未定。イスラエルを擁護する常任理事国の米国が拒否権を行使する可能性があり、採択されるかどうかは不透明だ。  安保理は28日、多数の犠牲者が出たラファへのイスラエル軍による空爆について協議する非公開の緊急会合を開いた。ベンジャマ氏は会合後、決議案を提出すると報道陣に表明した。安保理は29日もガザ情勢を協議する。


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