新年度が始まってから2カ月近くがたちますが、鹿児島市では少し遅い入学式が行われました。

出席したのは専門学校に通う外国人留学生たちです。

鹿児島市で行われたのは、鹿児島情報ビジネス公務員専門学校の入学式です。

新入生の中には、華やかな衣装を身にまとった姿も多く見られます。

実はこの入学式、外国人留学生を対象としたもので、全員のビザ取得が完了するのを待ったため、29日に行われることになりました。

鹿児島情報ビジネス公務員専門学校・中広義隆校長
「鹿児島の生活に早く慣れて日本語の勉強に集中できるようになってくださいね。いいですか?」

新入生
「はい!!!」

新入学の留学生はネパールやインド、スリランカ、中国など8カ国から117人。

来日したばかりですが、新入生のあいさつはもちろん日本語で。

ミャンマーからの留学生・ミャッ・ムン・カウンさん
「将来は日本語の先生をしたいです。そのためにKBCCで日本語の勉強を頑張ります」

フィリピンからの留学生・ロナ・ジョシュァ・シーザー・ビラヌエバさん
「日本で勉強することがとても楽しみでした。アルバイトをしたり、日本の文化を経験したりしたいです」

生徒たちは2年間日本語を勉強して、大学や専門学校への進学を目指します。

学校によりますと、内部進学する生徒も多く、その卒業生の約半分が県内企業に就職しているということです。

ネパールからの留学生
「日本語の勉強をするために日本に来ました。日本で働きたいです。おじいさんとおばあさんが好きです。お年寄りの世話をします」

ミャンマーからの留学生
「留学生が終わったら車の専門学校に行きたい。生活はとても楽しいです」

Q鹿児島で何を食べましたか?
「鹿児島のラーメンは大好きです」

人手不足で注目される外国人留学生の存在。鹿児島情報ビジネス公務員専門学校に在籍する留学生はこれで過去最多の286人になったということです。

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