南アフリカで総選挙が実施された。30年にわたり政権を担ってきた与党が初めて過半数を割るとの観測が出ている。
南アフリカで29日、5年に1度の総選挙が行われた。
現地時間の29日午後9時に投票が締め切られる予定でしたが、地元メディアは時間を過ぎても多くの投票所で人々が並んでいて、投票がまだ続いていると報じた。
南アフリカでは、黒人初の大統領、故マンデラ氏が率いたANC＝アフリカ民族会議が、1994年以来30年にわたり議会では常に過半数をとってきた。
しかし、経済格差や汚職がまん延したことで、ANCの支持率が下がっていて、94年以来初めて過半数を割りこむとの観測が出ている。
大勢が判明するには数日かかるとみられている。
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