【ローマ共同】イタリア海軍の空母カブールが1日、インド太平洋地域に向けてイタリア南部タラントを出港した。オーストラリアなどを経由して8月下旬に日本へ初寄港し、安全保障協力の強化を図る。イタリア海軍関係者が明らかにした。  メローニ首相が2月に訪日した際、カブールなどを派遣して自衛隊と共同訓練を実施すると述べていた。イタリアはインド太平洋地域への関与を強めており、昨年6月には多用途哨戒艦が海上自衛隊横須賀基地(神奈川県横須賀市)に寄港した。  カブールは2008年に就役。短距離離陸・垂直着陸が可能な戦闘機(STOVL機)やヘリコプターを搭載できる。


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