【ヨハネスブルク共同】南アフリカで行われた総選挙(下院、定数400、任期5年)の開票が2日、終了した。最終結果で故マンデラ元大統領が率いた名門与党「アフリカ民族会議」(ANC)は159議席に落ち込み、1994年の民主化以来初の過半数割れが確定した。大統領を選出する下院での連立交渉が本格化する。  ラマポーザ大統領は2日、ヨハネスブルク近郊の開票センターで演説し、連立協議を念頭に「各党はこの国をより良くするために協力しなければならない」と強調した。  ANCは第1党を維持したが、得票率は前回総選挙の57・5%から40・18%に激減した。


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