【ラクノー(インド)=AFP時事】インド下院総選挙の投票最終日に当たる1日、同国北部ウッタルプラデシュ州で、選挙スタッフ少なくとも33人が熱中症で死亡した。同州の選管当局が2日、明らかにした。インド各地では45度を超える猛暑が続き、複数の死亡例が報告されている。
同州では投票所で列に並んでいた男性も意識不明となり、搬送先の医療施設で死亡が確認された。インド気象局によると、同州では1日、気温が46.9度に達した場所もあった。
総選挙の投票は、地域別に7回に分けて行われた。開票は4日。出口調査によると、モディ首相率いるインド人民党(BJP)を中心とする与党連合が勝利する見通し。
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