【プノンペン共同】オースティン米国防長官は4日、カンボジアの首都プノンペンを訪れ、フン・マネット首相や上院議長で前首相のフン・セン氏らと会談した。軍事訓練での交流再開や災害支援などを通じた防衛協力強化について協議した。  バイデン政権は対中傾斜を強めるカンボジアの基地が中国軍の国外拠点となることを懸念。オースティン氏の訪問で2国間の防衛協力を重視する姿勢を示し、中国をけん制する狙いがある。  フン・マネット氏は自身の交流サイト(SNS)で、オースティン氏が防衛協力を強化するため2国間の新たな枠組みの構築に意欲を示したことを明らかにした。


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