中国の北京で、民主化を求める学生たちを軍が鎮圧した天安門事件から35年となり、台湾で追悼集会が行われました。
台北市の会場には多くの人が集まり、「6月4日を忘れないように」と64秒間の黙とうが捧げられました。
民主化を求める学生らを軍が鎮圧した天安門事件は、中国本土だけでなく香港でも公の場で語ることがタブー視されていて、台湾は事件の記憶を語り継ぐことのできる貴重な場となっています。
香港から移住した人は、「香港の自由が抑圧されている中、我々がもっと事件について声をあげるべきだ」と話しました。
また、頼清徳総統はSNSで「本当に尊敬すべき国家とは、民衆が大きな声で話すことができる国家だ」とのメッセージを発信し、中国の統一圧力に対抗していく考えを改めて示しました。
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