台湾東部・花蓮の山間部に架かる日本統治時代に建設された橋。地震で崩落した橋(手前)の代わりに補強され、小型車が通行できるようになった(王国材台湾交通部長のフェイスブックから、共同)

 【花蓮共同】台湾東部・花蓮県で地震によって崩落した橋の代わりに、日本統治時代に建設された隣の橋が補強され7日までに小型車が通行できるようになった。王国材交通部長(交通相)は開通した橋の動画をフェイスブックに投稿し「大先輩のお出まし」と書き込んだ。  崩落したのは東部・宜蘭県と花蓮県を結ぶ主要道路に架かる長さ約25メートルの橋。専門家が崩落を免れた隣の古い橋を調べたところ、構造がしっかりしており強度があることが判明した。小型車が通れるように工事し6日に開通。一部の時間帯で通行できるようになった。  台湾メディアによると、古い橋は日本統治時代の1930年ごろに建設された。


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