異常な暑さが続くインドでは、水不足で危険な“争奪戦”が激化している。

ホースやバケツを持ち行列を作る人々、そのお目当ては給水車。
まだ走行中にもかかわらず飛び乗っていく子どもたち。

スピードが落ちると大人も駆け寄り、我先にとホースを上に伸ばしていく。

海外のメディアによると、インドでは一部地域で熱波の影響で気温が50度以上に。

この暑さによって100人以上が死亡し、数万人が健康被害を訴えるなどの異常事態となっている。

そのため、街では暑さをしのぐためにバケツの水につかる子どもの姿も。
飲料用だけではなく、暑さから命を守るためにも水が必要な状況。

給水車には連日、群衆が押しかけ水を取り合う水騒動が激化している。

住民は「仕事があるので、水が仕事かどちらか選ばないといけません。家族の誰かが補給しないと手に入らないのです」と話した。

水を手に入れるためには、仕事を休まなければいけない状況。

危険な水の争奪戦はいつまで続くのだろうか。
インドの気象局によると、今後5日間は熱波が続く予想だという。

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