【ソウル共同】韓国で朝鮮戦争の戦死者らを追悼する「顕忠日」の6日、ソウルで式典が開かれた。遺族や政界関係者ら約5千人の参列者が犠牲者に黙とうをささげる。大統領が出席し演説するのが通例で、朝鮮半島の緊張が高まる中、尹錫悦大統領の北朝鮮に向けた発言が注目される。  北朝鮮は先月以降、軍事偵察衛星や弾道ミサイルを発射したほか、ごみをぶら下げた大量の風船を韓国に向けて飛ばした。尹政権は挑発行為への対抗措置として、南北首脳が緊張緩和を図るため2018年に締結した軍事合意の効力を全面停止。南北の対立激化が懸念されている。


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