米ブリンケン国務長官 来週エジプトなど訪問へ
アメリカ国務省は7日、ブリンケン国務長官が来週10日から12日にかけて、イスラエルや停戦などをめぐる交渉の仲介役を担うエジプトとカタールそれにヨルダンを訪問すると発表しました。
歴訪中、各国の政府要人と会談し停戦と人質解放の実現に向けた協議を進展させたい考えです。
またヨルダンでは、ガザ地区への人道支援に関連する会議に出席する予定で、支援の拡充に向けて働きかけることにしています。
国連 イスラエルを「子ども権利を侵害した国」に指定
国連は、世界各地の武力紛争がもたらす子どもへの影響を調査し、報告書としてまとめていて、この中で、子どもの権利を著しく侵害した国を指定しリストにして公表しています。
去年の調査結果をまとめた最新の年次報告書は、6月中旬に公表される予定ですが、国連のデュジャリック報道官は7日の定例会見で、子どもの権利を著しく侵害した国のリストに新たにイスラエルを加えたとイスラエルの国連大使に電話で伝えたことを明らかにしました。
このリストには、内戦が続く中東のシリアやイエメンなどがあげられているほか、去年は、ウクライナに軍事侵攻を続けるロシアが加えられました。
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