「ぶつかった！」航空ショーで小型機同士が“衝突”　地上に約10万人の観客　墜落機のパイロット死亡　ポルトガル

ポルトガル・ベージャで2日、航空ショー中に小型機同士が空中衝突する事故が発生した。
編隊飛行中に白いスモークを出していた1機が急上昇し、上を飛んでいた小型機と衝突。
2機が墜落し大きな黒煙が上がった。

急上昇した小型機…空中で…

ポルトガル・ベージャで2日、航空ショーでカメラがとらえたのは、小型機同士が空中で衝突する事故だ。

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目撃した男性が、「ぶつかった、ぶつかった」と驚きの声を上げた。

6機で編隊飛行中、白いスモークを出す1機だけが離れると、弧を描くように急上昇し、上を飛んでいた小型機と重なった瞬間、衝突した。

急上昇していた小型機は、直後、そのまま落下し、編隊の中にいた1機も落ちていく。

そして墜落し、大きな黒煙が上がった。

この時、地上には約10万人の観客がいた。

衝突した2機のうち、1機は基地の外へ墜落したが、もう1機は基地内に着陸した。

観客にけがはなかったが、スペイン人のパイロット1人が死亡した。

ポルトガル空軍は「事故原因について現在調査中で、結論を出すのは時期尚早」としている。
（「イット！」 6月4日放送より）

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