アメリカのバイデン大統領は6日、パレスチナ自治区ガザをめぐる新たな停戦案について、イスラエルも同意していると強調し、イスラム組織ハマスに対し停戦案に応じるよう求めました。

バイデン大統領は訪問先のフランスで、アメリカ・ABCワールド・ニュース・トゥナイトでアンカーを務めるデイビッド・ミュアー氏の単独インタビューに応じ、停戦と人質解放を求める新たな停戦案について、「ネタニヤフ首相は、あなたが世界の前で提案したことに完全に賛同しているのか?」と問われ、「彼はそうだと公言している。欧州の友人たちもそれに加わっている。われわれは停戦しなければならない」と答えました。

また、イスラエル軍がガザ地区南部ラファで攻撃を続けていることについては「全面的に攻め込んでいない」として、一部の兵器供給停止を条件としてきたレッドラインは越えていないとの認識を示しました。

さらにバイデン氏は、ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領について「まともな人間ではなく独裁者だ」と批判しました。

そのうえで、ウクライナに供与した兵器がロシア領内の攻撃に使用されることについては、「クレムリンへの攻撃は許可していない」と述べ、限定的な攻撃に限り容認する考えを強調しました。

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