中国・湖南省で5月30日、観光バスの車内でツアーガイドがバスの運転手を何度も蹴り、運転を妨害した疑いで逮捕された。混雑する観光地で運転手がうまく駐車することが出来なかったことが発端だったという。
運転中のドライバーにキック連発
観光バスの車内で、運転中のドライバーを何度も蹴るツアーガイド。大事故にもつながりかねない、理不尽な暴力だ。
バスの座席手前側に座るツアーガイドが、観光客に外の風景を説明していた。その後、ツアーガイドが荷物棚を確認して、席に座るように見えた次の瞬間、突然ドライバーを全力キック。ドライバーは顔や腕を繰り返し蹴られて体を傾け、｢カメラが付いているぞ！」と言わんばかりに車内のカメラを指さした。
ツアーガイドは、さらにドライバーへと飛びかかろうとしていたが、乗客たちが必死に体を押さえなだめてた。
地元メディアによると、バスのドライバーが混雑する観光地でうまく駐車することが出来なかったことが発端になった。
中国のツアーガイドは、乗客の買い物に使った金額によって給料が変わり、自らの取り分が減ったことに腹を立てたという。
その後、ツアーガイドの男は、運転を妨害した疑いで逮捕された。
（「イット！」 6月3日放送より）
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