中国の飲茶店で29日、中高年の男女が、ひとつのテーブルをどちらが先に確保したかを巡って口論となり、大乱闘が起きた。ヤカンやイスを振りかざして殴り合い、最終的には周囲の客が止めに入るも、楽しい朝食の時間が修羅場となった。
楽しい朝食に…客同士が乱闘
中国・広東省で29日午前8時過ぎ、人気の飲茶店で中高年の男女が大乱闘を繰り広げる瞬間をカメラが捉えた。
男性が、服を掴む女性の顔を躊躇なく殴ると、これに対し、女性はひるむことなく手にした靴で応戦。すると、男性はたまらずにダウン。
その直後、手にやかんを握った別の女性が参戦したが、これはまずいとばかりに周りの客たちが止めに入った。
するとその時、先ほど倒れていた男性が、近くにあったイスを振り上げ別の男性に襲いかかった。
イスで攻撃された男性は、「目には目を」とばかりに座っていたイスを持ち上げ反撃した。さらにもう一度攻撃し、さきほど起き上がった男性が再び床に倒れ込んでしまい、支えてもらわないと立てない状態になった。
席の奪い合いがエスカレート
阿鼻叫喚の修羅場になってしまった楽しい朝食の時間。現地メディアによると、乱闘の発端は席の奪い合いだった。
ひとつのテーブルをどちらが先に確保したかを巡って口論となり、次第にエスカレートして乱闘騒ぎに発展したという。
地元警察は、騒動を起こしたとみられる50代の男女4人から詳しい経緯を聞いている。
（「イット！」 5月31日放送より）
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