報道陣に語るバイデン米大統領=9日(AP=共同)

 【パリ共同】バイデン米大統領は9日、第1次大戦で戦死した米兵2千人以上が眠るパリ近郊の墓地を訪れ、追悼した。この墓地はトランプ前大統領が在任中、訪問の予定を直前に中止して批判を浴びていた。バイデン氏には11月の米大統領選での直接対決をにらみ、姿勢の違いをアピールする狙いもありそうだ。  バイデン氏は妻ジルさんと共に、墓地で祈りをささげた。記者団に対し、イラクで従軍後にがんで亡くなった長男ボー氏に言及した上で「命を危険にさらした人々への敬意」を持つことは重要だと述べた。


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