アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は、ウクライナの防空網がどのくらいの割合でロシアのミサイルを迎撃しているのか分析しています。
その結果、最近のロシアによる大規模な攻撃でウクライナの防空網は弾道ミサイルを平均で16%しか迎撃できていないとしています。
一方、イランが14日にかけて行ったイスラエルに対する攻撃では、およそ120発のイランの弾道ミサイルのうち、イスラエルの防空網を突破して着弾したのは数発だったとして、ウクライナの防空能力とは大きな差があると指摘しています。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、15日のビデオ演説で、アメリカやイギリスなどが協力してイランによるイスラエルへの攻撃を防いだことをあげ「十分な政治的意思に基づいていれば、防衛のための団結がいかに効果的であるかを示した」と述べ、改めてウクライナの防空体制への支援を求めました。
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