【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、軍への動員態勢を再構築する法律に署名した。約1カ月間の移行期間を経て発効する。ロシアの侵攻が長期化して死者数が増える中、ウクライナは兵士の早期確保を迫られていた。  新法は18~60歳の男性に軍当局への個人データの登録、関係書類の常時携行を義務付ける。動員の規則に従わない場合は車両の運転を禁止。志願兵には経済的支援を与え、オンラインでの登録手続きも可能としている。  経験豊富な兵士の除隊による部隊の戦闘能力低下への懸念などから、動員期間を36カ月間で解除するとの規定が削除された。


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