パリ郊外のベルサイユ宮殿で、消火活動に当たる消防隊員ら=11日(ロイター=共同)

 【パリ共同】パリ郊外のベルサイユ宮殿で11日、屋根付近で火災が発生し、観光客が一時避難する騒ぎがあった。消防隊員が「バケツ1杯」で鎮火。収蔵品への被害やけが人はなかった。フランスメディアが伝えた。  ベルサイユ宮殿はX(旧ツイッター)で「宮殿から煙が出たとの報告があったが、鎮火した」として、すぐに営業を再開した。  ベルサイユ宮殿はパリ観光の目玉の一つで、フランスメディアによると2023年には810万人が訪問した。パリ五輪では敷地内で馬術が行われる。


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