キューバの首都ハバナに寄港したロシアのフリゲート艦を眺める人々=12日(ロイター=共同)

 ロシア海軍の艦艇4隻が12日、米フロリダ半島の南に位置するキューバの首都ハバナに寄港した。ロシアは、ソ連時代から友好関係にある反米のキューバと関係を強化している。軍事力を誇示し、ウクライナ侵攻を背景に対立する米国や北大西洋条約機構(NATO)をけん制する狙いもありそうだ。米国は注視している。  寄港したのは原子力潜水艦カザンや、極超音速巡航ミサイル「ツィルコン」を搭載可能なフリゲート艦アドミラル・ゴルシコフなど。  ロシアのラブロフ外相は12日、モスクワでキューバのロドリゲス外相と会談。共同記者会見でラブロフ氏は、米国による一方的な制裁に反対を表明した。


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