EUのボレル外交安全保障上級代表(ゲッティ=共同)
【カプリ(イタリア南部)共同】欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は16日、イスラエルを攻撃したイランに対し、EUが制裁拡大の検討を始めたことを明らかにした。EU加盟国の外相による緊急のオンライン会合後に記者会見した。 EUは昨年7月、ロシアのウクライナ侵攻にイラン製の無人機が使用されているとして、製造に使われる部品のイランへの輸出を禁じる制裁を発表した。ボレル氏は記者会見で、制裁対象の兵器にミサイルを加え、適用範囲はイランだけでなくレバノンの民兵組織ヒズボラなど中東の親イラン組織に拡大することを目指す考えを示した。
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