3年前の軍事クーデターで拘束されたミャンマーの民主化指導者、アウンサンスーチー氏が、刑務所の外に移送されたことが分かった。
関係者によると、アウンサンスーチー氏は、これまで首都ネピドーにある刑務所に収監されていましたが、外部に移送されたということだ。
スーチー氏は、汚職などの罪で33年の禁錮刑を言い渡された後、2023年8月の恩赦で27年に減刑されていた。
かつて、スーチー氏が軟禁され、民主化の象徴的な場所として知られる、最大都市ヤンゴンの自宅は競売にかけられていて、移送先などの詳しい情報は明らかにされていない。
4月17日はミャンマー暦の新年にあたりスーチー氏の移送について国軍側から何らかの発表がある可能性も指摘されている。
スーチー氏を巡っては健康状態の悪化が懸念され、国連安全保障理事会などはスーチー氏らの解放を求めている。
また、クーデターが起きる前まで大統領を務めていたウィンミン氏も収監先の刑務所から移送されたということだ。
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