中国のSNSに“店の流し台で足を洗ったような動画”が投稿され、「気持ち悪い」などの批判が噴出した。一体、何があったのだろうか。
「気持ち悪い」中国のSNSで批判が拡大
6月10日、中国のSNSに“ある動画”が投稿された。
この記事の画像(8枚)投稿された約10秒の動画は、男性店員がシンクから右足を上げる場面から始まる。流し台のへりに右足を乗せたまま手で触り、床に置かれた運動靴を履いたところで動画は終わった。
動画では、店員が店の流し台で足を洗ったように見えることから、中国のSNSでは「気持ち悪い」などの批判が噴出した。
この動画が撮影されたのは、中国全土で3万3000店舗を展開しているミルクティー専門店の店舗。
店員が足を洗っていたように見えた流し台は、奥の厨房ではなく、通りに面した外から丸見えの流し台だった。
問題の店員は、この流し台に直接足を入れていたのだ。
動画が投稿された翌11日、中国のSNSなどで「気持ち悪い」などの批判が拡大した。
原因は「仕事中に足にやけどをして急いで冷水で応急処置をした」
これを受け、店の親会社は、映像内の事実を認めた。
しかしなぜ、男性店員は、このような行為に及んだのだろうか。
親会社が明かしたことによると、理由について男性店員は「仕事中に足にやけどをして、急いで冷水で応急処置をしていた」と説明する。
店は、12日から営業を一時中止し、店舗の消毒・清掃を実施。
さらに、全ての店員を対象に、社員教育の実施と衛生管理の強化を指示した。
そして17日午後、全ての消毒・清掃を終え、営業を再開した。
店長は事実関係を認めた上で、「今後は、やけどが起きない店のレイアウトや作業工程の確認を行い、お客さんを第一に考え食品の安全に努めていきます」とコメントしている。
(「イット!」6月18日放送より)
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