ロシアのプーチン大統領は、24年ぶりの北朝鮮訪問で歓待を受け、次の訪問先のベトナムに向かい、20日午前に到着した。

プーチン大統領と金正恩(キム・ジョンウン)総書記は19日、平壌(ピョンヤン)で首脳会談を行い、経済や安全保障分野などでの協力を盛り込んだ「包括的戦略パートナーシップ条約」を締結した。

共同文書に署名した後の会見で、プーチン大統領は、制裁を科す欧米諸国を批判し、「北朝鮮との軍事技術協力のさらなる発展を排除しない」と述べた。

また、金総書記は「同盟関係という新たな水準に達し、強力な国家を建設するための法的基盤を設けた」と成果を強調した。

プーチン大統領と金総書記は会談後、コンサートを鑑賞したほか、レセプションでは赤ワインで乾杯し、歓談した。

北朝鮮での日程を終えたプーチン大統領は、次の訪問先、ベトナムに出発し、首都ハノイに到着した。

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