両陛下は、今月22日から8日間の日程でイギリスを公式訪問し、国賓として歓迎行事などに臨まれます。

公式訪問を前に20日、ロンドンのバッキンガム宮殿へ続く大通り「ザ・マル」で日本の国旗を掲揚する作業が行われました。

通りの両脇に並ぶポールにはイギリス国旗、ユニオンジャックが掲げられていて、作業では、日本とイギリスの国旗が交互に並ぶように、掲げていました。国旗の大きさは、縦が5メートルあまり、幅はおよそ3メートルだということです。

「ザ・マル」は戴冠式(たいかんしき)や国賓訪問など王室行事の際に利用され、今月15日には、ことし76歳となるチャールズ国王の誕生を祝うパレードが行われました。

国旗を掲揚する作業に携わっていたダニー・リチャーズさんは「ことし最初の国賓訪問は日本です。きょうは美しく真新しい旗を掲げました。バッキンガム宮殿に向かうこの美しい通りで日本の国旗を掲げることに興奮しています」と話していました。

日本から観光で訪れたという60代の夫婦は「両国の旗が交互に掲げられているのを見て日英の友好関係がずっと続いてくれればと思いました」と話していました。

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