音楽イベントで話すフランスのマクロン大統領=21日、パリ(ロイター=共同)

 【パリ共同】欧州連合(EU)欧州議会選で極右勢力に大敗したことを受け、フランスのマクロン大統領が突如表明した国民議会(下院、577議席)選の第1回投票まで23日で1週間。極右政党、国民連合(RN)が優勢を維持し、左派連合が追う構図となっている。中道のマクロン氏の与党連合は苦戦を強いられており、下院解散総選挙に打って出た賭けの成否は不透明だ。  21日のフィガロ紙発表の世論調査で、第1回投票での投票先にRNを選んだ人は35%。依然として首位だが、17日発表の調査に比べ2ポイント下落。左派連合「新人民戦線」は1ポイント上昇し29%、与党連合は3・5ポイント上昇したが21・5%にとどまる。


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