【マニラ共同】フィリピンのマルコス大統領は23日、南シナ海のアユンギン礁で中国との衝突により負傷した兵士など80人に勲章を授与し「激しい挑発の中、最大限に自制して航行した80人の将兵に敬意を表する」と称賛した。中国への直接の批判は抑制し、緊張緩和を図った。  アユンギン礁では17日、補給任務でフィリピン軍拠点に到達した軍のゴムボートを中国側が刃物で突き刺してパンクさせ、兵士1人が重傷を負った。輸送のため分解収納していた銃7丁も強奪された。


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