【エルサレム共同】イスラエル軍とレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラの交戦で、AP通信は23日、親イラン武装組織関係者らの話として、本格戦闘に発展した場合、中東各地の親イラン武装組織の戦闘員数千人がヒズボラ支援のためレバノンに向かう準備ができていると伝えた。本格戦闘の構えを崩さないイスラエルを揺さぶる狙いがありそうだ。  ガザでのイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が始まった昨年10月以降、ヒズボラはイスラエル北部をロケット弾や無人機で攻撃。イスラエル軍もレバノンのヒズボラ拠点を空爆するなど応酬が続く。本格戦闘になれば周辺諸国にも飛び火する恐れがあり、懸念が深まっている。


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