【北京、ハノイ=共同】クリテンブリンク米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は22日、訪問先のベトナムで、南シナ海のアユンギン礁(英語名セカンド・トーマス礁)を巡ってフィリピンと対立する中国の対応を批判した。「無責任かつ攻撃的、危険であり、深刻な不安定化をもたらしている」と語った。ロイター通信が報じた。
在ベトナム中国大使館の報道官は23日の談話で、クリテンブリンク氏の発言に対し「強烈な不満と断固たる反対」を表明した。「米国は地政学的な自己利益のためにたびたび問題に介入し、挑発している」と非難した。
ベトナム国営メディアによると、クリテンブリンク氏は21日、ベトナムのブイ・タイン・ソン外相と会談し、ベトナムが東南アジアで果たす役割の重要性が「増している」と評価した。
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