韓国・ソウル近郊にある電池製造工場で、24日に火災が発生し、20人以上が死亡しました。
現地消防によりますと、24日午前10時半ごろ、ソウル近郊の華城（ファソン）市にあるリチウム電池の製造工場で火災が発生しました。
この火災で工場の作業員など22人が死亡し、8人が重軽傷を負ったほか、今も1人と連絡が取れておらず捜索活動が続いています。
工場では、保管していたリチウム電池が連続して爆発したことで、急激に火が広がったとみられています。
火災鎮圧後、韓国の尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領が現場を視察し、「発火物質が非常口の前に積まれ、作業員が脱出できず多くの死者を出した」と指摘し、安全点検と再発防止対策を講じるよう関係機関に指示しました。
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