愛媛県松前町で２４日夜にベトナム人の男性が切りつけられた事件があり、同じ社員寮に住むベトナム人の男が２５日、殺人未遂の疑いで逮捕されました。男は殺意を否認しています。
逮捕されたのは、松前町筒井に住むベトナム人の会社員・タスアン・チュオン容疑者（２２）です。
警察の調べによりますと、チュオン容疑者は自らが住む社員寮で２４日午後７時半頃、同居するベトナム人の技能実習生の男性（３０代）の背中を包丁で刺し、殺害しようとした疑いがもたれています。
男性は病院に運ばれ命に別条はないということです。
ベトナム人の男性は刺された直後に義農公園に逃げ、警察は通りがかりの人から「外国の人がナイフで背中を刺されている」と消防を通じて通報を受け捜査。社員寮の同僚に事情を聴いていたところ、チュオン容疑者が刺したことを認めました。
チュオン容疑者は「故意にやったことではない」と殺意を否認し、「もめ事になり切りつけた」と供述しています。
警察は詳しい動機や当時の状況などを調べています。
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