G7外相会合に出席した上川陽子外相(左)とイタリアのタヤーニ外相=17日、イタリア南部カプリ島(ロイター=共同)

 【カプリ共同】G7外相会合が17日、イタリア南部カプリ島で開幕した。19日までの日程でイランによるイスラエル攻撃で緊張が高まる中東の安定化に向けた連携を協議。議長国イタリアのタヤーニ外相は対イラン制裁も議論する意向を示した。  イタリア外交筋によるとイランの無人機やミサイルの生産に関与する組織や個人への制裁などを検討するという。  タヤーニ氏は開幕前に地元メディアに対して、中東の緊張緩和にG7が一致して取り組むとした上で「イランにどのような制裁が可能か協議する」と述べた。ガザでの即時停戦や人道支援の強化についても話し合う。  日本からは上川陽子外相が出席した。


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